こちらのカテゴリでは『声優になるには?』をテーマに計10ページに渡って詳しく紹介をしていきます。
もし、途中からご覧になっている場合は「序章 声優になるには!?私の初仕事の内容とギャラ公開!」からご覧いただけると嬉しいです。
このページでは、
「オーディションとは一体どういうものなのか?」
「オーディションに受かる心得(考え方・コツ)」
をテーマにお話していいきます。
目次↓
1.オーディションとは一体どういったものなのか?
2.オーディションに受かる心得
3.まとめ
オーディションとは一体どういったものなのか?

引用:yoani.co.jp/event/mirai/
「一章 声優になるにはどういった方法があるの?」でも簡単にお話をしましたが、オーディションには3種類あります
オーディション参加後 | 特典 | |
声優事務所主催 | オーディションの結果により、合否が決まり、事務所へ所属・養成所へ入所することが出来るようになる。 | グランプリなどの特別な賞を受賞できれば、事務所所属声優としてデビュー作品などを用意してくれる場合がある。 |
製作会社(作品ごと)主催 | 合格すれば、すぐにその作品で声優としての仕事を貰える。(基本的には一回きり) | もしかしたらコネができるかも。 |
簡単に表にするとこんな感じです。
事務所主催
事務所主催のオーディションでは、合否によってその事務所へ入れるか入れないかが決まります。
オーディション合格にも様々なランクがあります。
①正規所属合格(正規として声優事務所に所属できる)
②準所属合格(仕事の出来・査定によって、養成所へ行くことも)
③預かり所属合格(仕事の出来・査定によって、養成所へ行くことも)
④養成所合格(その事務所の養成所への入所ができる)
各オーディション合格のパーセンテージは
①2%
②5%
③8%
④85%
大体このような比率です。
数字を見ていただいてお分かりの通り、大半が養成所合格になっています。そのため、事務所主催のオーディションを受ける人のほとんどは養成所への入所をするためにオーディションを受けています。
なので、あなたも養成所合格となるためにオーディションに臨むといいでしょう。
※もちろん、最初から正規所属合格が出来ればそれが一番ですが、非常に難しいです。
製作会社(作品ごと)主催
養成所主催のオーディションでは、合否によってその作品の仕事ができるか出来ないかが決まります。
仕事の合否が決まるため、中途半端な芝居では受かることはまずないです。
製作会社サイドからしても、声優を見誤ってしまうとその作品の評価が変わってしまいます。そのため、技術の無い状態ではその作品を任せることは出来ないですからね。
そのため中途半端な技術力ではなく、専門学校や養成所・独学でしっかりと学んだ技術・知識が必要になります。
また、オーディションには、新人声優~ベテラン声優まで参加しますので、ライバルが多い上に役柄も少ないので、本当に実力が試されるオーディションです。
仕事内容としては、その作品のキャラクターの声をあてるだけの仕事になります。なので、その後の仕事に繋がるかどうかは本人次第です。
もちろん、声に特徴があったり、ずば抜けた芝居センスがあれば、その製作会社の担当者さん・他の声優さんから次の仕事の依頼を貰える可能性はありますが・・・
続いては、オーディションに受かるための心得をお話していきます。
オーディションに受かる心得(考え方)
声優事務所主催
声優事務所主催のオーディションで受かるための心得として、養成所合格を目指すための心得についてお話します。
声優事務所主催のオーディションに受かる心得としては、まずは養成所側(審査員)の思考になることが必須になります。
あなたも審査員の立場になって考えて欲しいのですが、審査員からしたら、これからこの養成所で技術面を教えていく人が「頑固で人の言うこと聞かない人間」だったら育てていきたいとは思いませんよね。
また、これから一緒に仕事をしようとする中で、マイナス面(短所)のある人を雇いたいとは思いませんよね。
前提として「養成所は、オーディションで合格した人を一人前の声優になるために育てる場所」です。
最も大事なことは、審査員が一緒に仕事をしたい(育てたい)と思うような人間性・自己アピールです。
※もちろん最低限の知識や常識は必要です。
ダメな例
「声優としての技術は身についているので、事務所に入ってガンガン仕事をしていきたいです。」
↑頑固そう、意固地で聞くことを持たなそう
「まだまだ技術力はないですが、この養成所に入り技術力を伸ばし、一人前の声優になれるように頑張ります。」
↑マイナス面が入っているのでダメ
もちろん、オーディションに必ず合格できる。という正解はありませんので、上記の心得のみで合格できるかどうかはわかりません。ですが、試験官の立場になって考えていれば、少なくとも試験官にマイナスな印象を与えることはないでしょう。
一に、自己アピール
二に、技術
三に、愛嬌
製作会社主催
製作会社主催のオーディションの場合、事務所・養成所とは違い、直接仕事に繋がるオーディションです。
そのため、何よりも技術力が必要になります。また、監督の思い描くキャラの声を瞬時に出せるような柔軟性が必要になり、自身でキャラのイメージをしっかりと確立させることが重要になります。
一に、技術
二に、柔軟性
三に、キャラのイメージをしっかり持つ
最後に
以上で、この章は終わりになります。
オーディションがどういったものなのか。オーディションに受かるための心得。
上記2点についてお話をしました。
次の章「四章 声優を経験したから言えること。ベテラン声優はここがすごい!」では、私が経験した声優という仕事について・やっぱりベテラン声優はここが違う。をテーマに話しています。ベテラン声優のすごい部分が判れば、あなたもベテラン声優に近づけるように練習が出来るはず。是非参考にしてください!
章を飛ばして、次に進みたい方はこちらから↓
二章 声優になるには専門学校や養成所で学べることを理解せよ!
三章 声優になるにはオーディションを受けよ!合格するためのコツや心得!
四章 声優を経験したから言えること。ベテラン声優はここがすごい!
おまけ 声優の収入の仕組みは?
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